2011年6月17日金曜日

この手を伸ばして。







ブログ更新に少し時間が空いてしまいました。
1週間ぶりの更新です。
この1週間、私の思考回路は止まったり、めまぐるしく動いたりで、
私自身、少々疲れておりました。

重苦しい湿度と、分厚い雲の曇り空も少し影響していたのかもしれません。
困惑したり、憔悴したり。
だけど、このままでは何も始まらないから。
打ちのめされても立ち上がって、
突然吹っ切れるという特技。いいのか悪いのか。

昔みたいに、夢だけで突っ走れる環境ではなくなったけど。
それと引き換えに、私は計り知れないほど大事なものを手にしました。
手を差し伸べてくれる人たちが、たくさん周りにいてくれることも教えてくれた。

年齢も生活も、全て含めて考えたこの1週間。
その答えを、いつかちゃんと形にして皆さんに報告できるように。
その日まで、大きく手を振って歩いていこうと思います!

さて、今日の写真。
アーティチョークとヤツデのアレンジ。

ヨーロッパではアーティチョークのツボミは食用として流通しています。
日本でも時々見かけますが、ヨーロッパほど普及していません。
ベトナムでは乾燥させてお茶のようにして飲まれるそうです。
和名はチョウセンアザミ。
直径10cm〜15cmの花は、独特の風合いで、
固い総苞片に包まれた花は柔らかな紫色で、とても魅力的。

『ヤツデ』は別名『テングノウチワ』。
天狗が手に持っているあの葉っぱ。
葉っぱが手のひらの様に裂けていて、漢字では『八つ手』と書きますが、
8枚に裂けることはなく、7枚か9枚。必ず奇数に分かれています。
なのになぜか『八つ手』。
日当りの悪いところでもよく育ち、丈夫です。


どんな環境でも、順応したり、工夫したり。
植物も、人間も。
きっと上手くやりこなすことができるはず。
だけど人間は、手に負えない物にまで手を出すから。
だから今、次の手を打たなくてはいけない。
ちっぽけな私には、何もできないかもしれないけれど。
もし原発の国民投票があるなら、
迷わず「反対」に手を挙げるのに。

そして私は、
これからも、どんな時も、自分の手で、丁寧に花を紡ぎながら、
未来へとこの手を伸ばし続けたいと思います。










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