家の近くにある大きな公園の『ネムノキ』。
マメ科の落葉樹。
夜になると眠るように葉が閉じるネムノキは、
京都では『眠りの木』と呼ぶ場合もありますが、
正式に漢字で書くと『合歓の木』。
ネム=眠いではなく、合歓。
なぜこの漢字が当てられたのかというと、
葉が重り合って眠りにつくような様を、男女が添い寝する様子に見立てたから。
重なり合う歓び。
それで合歓。
なんてウィットに富んでるの。
意外とアダルティーな由来にちょっとニヤリ。
中国ではこの木が夫婦円満の象徴とされているそうです。
上段の写真のように、フワフワしたかわいい花を咲かせます。
花の色は種類によって、白や赤やピンクなど。
山に行くと、花が枝いっぱいに咲いて、
シャボン玉に飾られているようなネムノキに出会うことも。
最近では『エバーフレッシュ』という名前で、
観葉植物としてよく出回っています。
枝の形もくねくねと曲がっていたりと面白いので、
いい枝振りのものと出会ったら、即お買い上げされることをオススメします!
早いもので昨日から6月。
水無月です。
天から水が無くなる月。
雨降りの毎日が続いております。
天気がいい日は、公園の合歓の木の下で。
重なり合っての添い寝は無理だけど!
サンドイッチとワインを持って。
グラスを重ねて乾杯するのもきっと楽しい6月の始まり。
どうぞ皆様、気分は晴れやかに。
素敵な1日を。
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