フランス語で5月は『mai』。
『メ』と読みます。
5月になって、一斉に開花しだした我が家の花たち。
オカメツタやオリーブの新芽もたくさん出てきています。
まるで合図したかのように。
上段の写真は以前のブログにも書いた、『ハゴロモジャスミン』。
早速、香りを再確認。
これこれ!ジャスミンのいい香り!
まだまだツボミがたくさん付いていて、今からしばらく楽しませてくれそうです。
リラの花が咲き切った後は、きっとこのジャスミンが満開。
下の写真はモッコウバラ。植えてから4年目くらいだと思います。
最初は50〜60cmほどの苗木でした。
いまでは軽く2mを超え、ひさしの上まで伸びてくれています。
モッコウバラには淡い黄色の花と、白い花の2種類があります。
黄色の方が開花も早く、花もたくさん付きますが、うちのは白。
モッコウバラは、トゲも少なく、病気にもなりにくいので、育てやすくておすすめです。
そしてほのかにいい香り。まさに木香バラ。
我が家にある植物はどれも、特別な手間をかけなくてもしっかり育ってくれるものばかり。
春が近づくとツボミを付け、その時がくると開花する。
秋に紅葉した葉は、舞散り、そしてまた芽吹く。
一回り大きくなって、次の春を待ちわびます。
人間がまだ気付いていない時から。
芽とmaiの合図を見逃さず。
季節を敏感に感じとり、季節の中に溶け込んでいく植物。
身近で感じる四季の移ろい。
ささやかだけど、確実に。
小さな花が、時に大きく私の心を打つのです。
植物が潤いを。
生活に。心に。
0 件のコメント:
コメントを投稿