2011年5月3日火曜日

芽の合図。




フランス語で5月は『mai』。
『メ』と読みます。
5月になって、一斉に開花しだした我が家の花たち。
オカメツタやオリーブの新芽もたくさん出てきています。
まるで合図したかのように。

上段の写真は以前のブログにも書いた、『ハゴロモジャスミン』。
早速、香りを再確認。
これこれ!ジャスミンのいい香り!
まだまだツボミがたくさん付いていて、今からしばらく楽しませてくれそうです。
リラの花が咲き切った後は、きっとこのジャスミンが満開。

下の写真はモッコウバラ。植えてから4年目くらいだと思います。
最初は50〜60cmほどの苗木でした。
いまでは軽く2mを超え、ひさしの上まで伸びてくれています。

モッコウバラには淡い黄色の花と、白い花の2種類があります。
黄色の方が開花も早く、花もたくさん付きますが、うちのは白。
モッコウバラは、トゲも少なく、病気にもなりにくいので、育てやすくておすすめです。
そしてほのかにいい香り。まさに木香バラ。

我が家にある植物はどれも、特別な手間をかけなくてもしっかり育ってくれるものばかり。

春が近づくとツボミを付け、その時がくると開花する。
秋に紅葉した葉は、舞散り、そしてまた芽吹く。
一回り大きくなって、次の春を待ちわびます。

人間がまだ気付いていない時から。
芽とmaiの合図を見逃さず。
季節を敏感に感じとり、季節の中に溶け込んでいく植物。

身近で感じる四季の移ろい。
ささやかだけど、確実に。
小さな花が、時に大きく私の心を打つのです。

植物が潤いを。
生活に。心に。













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